◎…県中山間・地域政策課で鳥獣被害対策を担当する猪本聡司主査(38)は、鹿革でできた名刺ホルダーを首から下げている。ほかの職員が使うプラスチック製のものと比べ抜群の存在感=写真。
◎…えびの市で捕獲した鹿を活用しようと鹿革製品を作っている同市鹿協会が販売しているもの。軽くて丈夫なことが魅力で、購入して2年になるが、すっかり愛用品になっている。
◎…本県の昨年度の鳥獣被害額は約7億円で、県では鹿と並んで多いイノシシも含め、捕獲後の有効利用を検討中。“猪”本さんも「地域活性化にもつながるので、利活用を勢いよく加速させたい」。