防衛省は2016年度にも新富町の航空自衛隊新田原基地に茨城県の百里基地から第305飛行隊を移し、防空任務など実戦に当たるF15戦闘機を新たに約20機配備する計画を検討していることが8日、分かった。これまで国籍不明機の領空侵犯警戒などにF4戦闘機で対応していたが、東シナ海などで増加する中国機への緊急発進(スクランブル)を念頭に、F15に切り替えることで防空態勢を強化する狙いがあるとみられる。
(全文は9日付朝刊または携帯サイトで)【写真】茨城県・百里基地への移駐が検討されている第301飛行隊のF4戦闘機=2014年12月、新富町新田・新田原基地