高病原性鳥インフルエンザの感染が確認された川南町川南の養鶏場で、県は20日午前3時、飼育している約12万2千羽の殺処分を開始した。職員や獣医師、自衛隊員ら370人態勢で作業にあたる。
農場から200㍍ほど離れた場所に設置された仮設テントでは、同3時過ぎから職員らが集合。防護服に隙間がないかや作業の手順を確認後、第一陣がテントを出発したのを皮切りに、4回に分けて約130人が農場へ移動した。同5時過ぎには、陸上自衛隊都城駐屯地の隊員約180人もテントに到着。同6時10分ごろ、農場へ向かった。
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(全文は21日付朝刊で)