家庭で電気の契約先を自由に選べる電力小売り自由化を受け、県内でも新電力会社へ切り替える動きが少しずつ出ている。4月の自由化以降、九州電力管内で新電力への切り替えは約12万8千件(11月末時点)で全体の1・7%。九電は県別の件数を公表していないが、新電力各社は、ポイント還元や原発以外の電源から仕入れる「原発フリー」などを売りに「ようやく浸透してきた」と手応えを感じている。対する九電は顧客引き留めに懸命だ。
(全文は25日付朝刊または携帯サイトで)【写真】グリーンコープ生協が手掛ける電気販売について説明する同生協のスタッフ(右)=宮崎市東大宮4丁目