海底観測網、整備遅れ 日向灘など南海トラフ西側 2017年3月6日 東海-九州沖の太平洋海底にある南海トラフ沿いで発生が想定される、マグニチュード(M)8~9級の巨大地震。国は30年以内に70%の確率で起きるとして対策を進めているが、日向灘を含む南海トラフ西側の海底では、地震や津波の観測網整備が遅れている。海底にケーブルを引いて専用機器を設ければ、地震や津波発生を素早く検知し、メカニズムの研究も進むことが期待され、「空白地帯」解消は本県にとって喫緊の課題だ。 (全文は6日付朝刊または携帯サイトで)