県産食品の新たな付加価値として健康への効用などを打ち出そうと、県と宮崎大は28日、4月に運営委員会を設立し「食の機能性解析拠点」の構築に向けて本格始動すると発表した。実際に人での効果を試験でき、拠点で核となる臨床試験部門は夏にも新設される。拠点整備によって、キンカンやホウレンソウ、干し大根など生鮮品を含む県産品の機能性研究を加速させ、機能性表示食品市場への参入、アスリートフード市場の開拓などにつなげたい考えだ。
(全文は29日付朝刊または携帯サイトで)【写真】食の機能性解析拠点構築について会見する河野知事や池ノ上学長(右から3人目)ら=28日午前、県庁講堂