新富町の航空自衛隊新田原基地（内倉浩昭司令）で12月1日に開かれる航空祭で、防衛省が米軍の新型輸送機MV22オスプレイの展示を計画していることが明らかになった19日、基地周辺の首長や住民に不安が広がった。飛行の安全性が疑問視されてきた機体が上空を飛ぶことに「唐突で説明不足。住民抜きの結論には納得できない」と怒りをあらわにする住民も。騒音に悩まされてきた地区の住民からは「日米共同訓練での基地利用やオスプレイ配備への布石では」との声も聞かれた。

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【写真】会見を開き、新田原基地への申し入れ事項を説明する新富町の壱岐健一副町長（中央）ら＝19日午後3時、新富町役場