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新燃岳 噴火警戒レベル「3」に引き上げ

2017年10月11日

 気象庁は11日午前11時5分、霧島連山・新燃岳(1421メートル)で噴火が発生し、さらに火山活動が活発になる恐れがあるとして、噴火警戒レベルを「2」(火口周辺規制)から「3」(入山規制)に引き上げた。レベル「3」への引き上げは2013年10月22日以来、約4年ぶり。


 気象庁は、火口からおおむね2キロの範囲では大きな噴石や火砕流に警戒を呼び掛けている。また、爆発的噴火に伴う大きな空振などにも注意を促している。


 新燃岳では11日午前5時34分、約6年ぶりに噴火が発生した。気象庁によると、噴煙は火口から300メートルまで上がり、北東側へ流れた。噴火に伴う噴石の飛散はなく、県によると、午前8時時点で人的被害は確認されていない。午前9時時点で、噴火は継続している。


(全文は12日付朝刊または携帯サイトで)

【写真】道路に積もった灰が舞い上がり、白くかすむ高原町の中心部=11日午後

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