えびの市のえびの高原にある霧島連山・硫黄山(1317メートル)で小規模な噴火の恐れがあるとして、気象庁は20日、噴火警戒レベルを「1」(活火山であることに留意)から「2」(火口周辺規制)に引き上げた。半径約1キロは立ち入りが規制され、近くの県道、登山道は一部が通行禁止となった。レベル「2」は昨年10月31日以来。
霧島連山では御鉢もレベル「2」で、新燃岳はレベル「3」(入山規制)。福岡管区気象台は「新燃岳や御鉢もレベルが上がっており、どこから噴火してもおかしくない状況。全体で警戒が必要だ」としている。
(全文は21日付朝刊または携帯サイトで)