噴火が続く霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)について、京都大防災研究所地震予知研究センター宮崎観測所(宮崎市)は、マグマが北西約7キロの地下深くから、2011年や昨年の噴火と同様に新燃岳へ流れ込んだ可能性を指摘している。噴火した1日以降に観測器でとらえた地面の伸び「地殻変動」のデータを解析した結果、複数回流入していると推測した。「新たにマグマが流入していれば、11年のような本格的なマグマ噴火に移行する恐れは十分ある」と警戒を呼び掛けている。
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