新燃岳7年ぶり爆発 マグマ噴火、噴煙2800メートル
2018年3月7日
霧島連山・新燃岳(しんもえだけ)(1421メートル)は6日、爆発的噴火が7年ぶりに観測され、断続的に発生した。噴煙は火口から一時2800メートルまで上がるなどし、南西などへ流れた。火口内に新たな溶岩も確認され、福岡管区気象台は「マグマ噴火が起こっている」との認識を示した。マグマ噴火は2011年以来。えびの高原では一時、火山ガス(二酸化硫黄)濃度も高まった。県危機管理課によると、午後9時現在、人的被害は確認されていないという。
(全文は9日付朝刊または携帯サイトで)
【写真】宮崎、鹿児島両県にまたがる霧島連山・新燃岳の火口から上がる噴煙。7年ぶりに爆発的噴火が起きた=6日午後5時20分(共同通信社ヘリから)