高千穂町押方・山附(やまつき)集落の農業飯干保生さん(72)方で家族ら6人が殺害された事件で、外国の軍隊が武器として使用する「マシェット」と呼ばれる山刀2本が現場から押収されていたことが25日、捜査関係者への取材で分かった。いずれも刃渡り40センチ以上で血痕が付着していたことから、凶器に使われたとみられる。高千穂署捜査本部は殺害に関与し、自殺したとされる次男の会社員昌大(まさひろ)さん(42)の趣味が、戦争映画の観賞や軍事関連本の収集だったことを把握。昌大さんが通信販売で購入し、殺害に使用したとみている。
(全文は26日付朝刊または携帯サイトで)