西都市教委は24日、国指定史跡日向国府跡(西都市右松)で、これまで確認されていた8世紀後半の建物跡より古い時代の大型建物群の柱跡を発見したと発表した。柱が等間隔に並ぶ正確な設計などから、当時の役所の役割を果たした「官衙(かんが)」と呼ばれる建物跡とみられ、建設時期は遅くとも8世紀前半と推定される。時期が特定されれば、日向国が成立した当初から、この地域に行政の中心が置かれていたことが、より明確になるという。
(詳細は25日付朝刊または携帯サイトで)【写真】日向国府跡で発見された8世紀前半以前のものと推定される大型建物跡=24日午前、西都市右松