山梨県富士河口湖町は１７日、コンビニの屋根越しに富士山が撮影できるとして訪日観光客らが集まる写真スポットで、コンビニ側の歩道沿いに車道の横断を防ぐための柵を完成させた。これまでコンビニ側に柵はなかった。

　町によると、車道を行き来する人が再び目立つようになったため、長さ３メートル、高さ８０センチの金属製の柵二つを新設した。近くの横断歩道を目立たせて利用を促すため、今月中に通常の白だけから、緑と白に塗り替える。

　コンビニ周辺では、撮影者の滞留やごみのポイ捨てなどマナー違反が相次ぎ、町が５月、反対側の歩道沿いに富士山を隠す黒い幕と柵を設置。幕は８月に取り外したが、１０月に柵を増設していた。