2025年01月27日16時08分
和歌山県那智勝浦町の世界遺産・補陀洛山寺で27日、節分を前に一足早い豆まきがあった。僧侶やかみしも姿の人が境内に設けられたやぐらに上り、「福は内、鬼は外」と威勢よく声をかけた。
補陀洛山寺では毎年1月27日、家内安全、商売繁盛などを願う立春の護摩たきに合わせて、豆まきを行っている。約100人の参拝客が集まり、歓声が湧いた。
豆をまいた高木智英住職(42)は「たくさんの福が皆さんに訪れるように、平穏な暮らしと世界平和を祈った」と話した。
【写真】 節分を前に補陀洛山寺で行われた豆まき=27日午後、和歌山県那智勝浦町