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ロシア軍ミサイルが原因と報道 カザフ墜落、死者38人 

2024年12月26日22時48分
 【ウラジオストク共同】ニュース専門テレビ局ユーロニュースは26日、カザフスタン西部で墜落したアゼルバイジャン航空の旅客機墜落に関連し、アゼルバイジャン政府当局者の話として、墜落はロシア軍の地対空ミサイルが原因と報じた。カザフスタンのボズムバエフ副首相は25日、墜落で38人が死亡したと明らかにした。生存者は29人で、11人が重傷という。地元メディアが報じた。カザフ当局はフライトレコーダー(飛行記録装置)を回収し、墜落原因の調査を始めた。機体の状態からロシア軍による誤射との見方も浮上している。

 タス通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は26日、墜落原因に関し「調査結果が出るまで仮説を立てることは正しくない」と述べた。
【写真】 25日、カザフスタン西部アクタウ近郊に墜落したアゼルバイジャン航空機の残骸(AP=共同)