2025年01月06日08時52分
多くの企業や官公庁は6日、仕事始めを迎えた。最大で9日間となった年末年始の連休は終了。大阪・関西万博や、陸上の世界選手権など国際的なビッグイベントを控え、日本各地で2025年が動き出した。
オフィスビルが立ち並ぶ東京・丸の内。曇り空の下、JR東京駅から出てきた大勢のコート姿の会社員らが足早に職場に向かっていた。9連休明けの都内の男性会社員(34)は「気持ちを新たに、成長できる1年にしたい」と笑顔。「世界情勢が不安定なので、少しでも明るいニュースが増える年であってほしい」と願った。
大阪市の夢洲で開催される大阪・関西万博は4月13日から10月13日までの半年間。万博協会がある大阪府咲洲庁舎では事務総長が年頭のあいさつ。広報部の柏谷和宏さん(34)は「いよいよ万博イヤー。多くの人に世界を体感してもらえるよう、最後の準備に努めたい」と意気込んだ。
東京証券取引所では、年明け最初の取引開始前に「大発会」の式典が開かれた。昨年は新しいNISAなどを背景に、日経平均株価は好調に推移した。
【写真】 多くの企業や官公庁が仕事始めの6日朝、職場に向かう会社員ら=東京・丸の内