福岡市博多区のマンションの一室で５日に心肺停止状態で発見され、死亡が確認された女児の身元について、博多署は６日、県内の特別支援学校に通う福崎心菜さん（７）と明らかにした。福崎さんは手足を自力で動かすことが困難で、人工呼吸器を付けて生活していた。死因は、呼吸器が外れたことによる窒息の疑いがある。

　署によると、当時家にいた４０代の母親も体調不良で病院に搬送され、署は回復を待って話を聞く。２人に目立った外傷はなかった。呼吸器が外れた原因について、事件と事故の両面で調べる。

　５日午後９時半ごろ、４０代の父親が、呼吸器が外れた状態でベッドの上に横たわっている福崎さんを見つけた。