2025年01月21日14時39分
日本マスコミ文化情報労組会議(MIC)は21日、フジテレビが17日に開いた記者会見の参加メディアが限定されたことに関し、「権力監視を担う報道機関として、使命や責任を放棄したに等しい」との抗議声明を出した。「疑惑に真摯な説明が求められる。会見はオープンな形で行うよう要求する」と訴えた。
声明では、週刊誌などの記者が入れず、動画撮影を禁止した対応を批判。「大企業や政府機関が同様の会見を開いたときに反論できなくなる。フジテレビ社員のみならず、メディアに関わる全ての働く者への背信行為」と指摘した。
労組会議は、新聞労連や民放労連などで構成している。
【写真】 フジテレビ本社ビル