2025年01月24日20時51分
ボクシングの世界スーパーバンタム級主要4団体タイトルマッチは24日、東京・有明アリーナで行われ、統一王者の井上尚弥(大橋)が、世界ボクシング機構(WBO)同級11位の挑戦者金芸俊(韓国)を4回2分25秒KOで下し、ベルト4本の防衛に成功した。井上は10戦連続KO勝ちで、日本選手歴代1位の世界戦勝利数を24に伸ばした。
王座戦は当初、昨年12月24日に開催予定だった。対戦予定だったサム・グッドマン(オーストラリア)が2度負傷。試合が1カ月延期された上に、今月11日に急きょ対戦相手が変更となる異例の展開をたどった。戦績は井上尚が29戦全勝(26KO)、金芸俊は21勝(13KO)3敗2分け。
【写真】 3回、金芸俊を攻める井上尚弥(左)=有明アリーナ