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ルーブル美術館、大改修へ 「モナリザ」新設の特別室に展示 

2025年01月29日09時37分
 【パリ共同】フランスのマクロン大統領は28日、建物の老朽化や入館者の増加に伴う混雑が指摘されているパリのルーブル美術館を大幅に改修・拡張する計画を発表した。行列緩和のため新たな入館口を設置し、人気が高いレオナルド・ダビンチの名作「モナリザ」は新設する特別室に展示する。

 地元紙パリジャンによると、ルーブル美術館のデカール館長はダチ文化相に宛てた13日付の機密文書で、建物の老朽化で漏水が起きているほか、温度変化で作品の保存が危ぶまれているケースもあると指摘。混雑も深刻化しているとして、大幅な改修を求めていた。
【写真】 ルーブル美術館で「モナリザ」を背に記者会見するマクロン大統領=28日、パリ(AP=共同)