2025年01月14日09時35分
割れた商品やガラスが床に散らばり、水道管が破裂していた。宮崎県で震度5弱を観測した地震から一夜明けた14日、住民は後片付けに追われた。昨年8月にも激しい揺れを経験しており「また起きるかもしれず怖い」と困惑の声が漏れた。
14日早朝、宮崎市の繁華街で飲食店を営む高木晃二さん(58)は、店内で割れた花瓶を片付けていた。「昨年8月の地震後、客が減った。また客足が遠のくのではないか」と心配げに話した。
「去年に続きまたか。もっと大きな地震が来たら怖い」。日南市に住む男性(67)は、倒れたたんすの片付けなどに追われながら、動揺した様子だった。
【写真】 宮崎市内の飲食店で、割れた花瓶を片付ける男性=14日午前