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長崎でノーベル賞の記念展始まる 「被爆者の心くみ取って」 

2025年01月22日10時55分
 日本原水爆被害者団体協議会(被団協)のノーベル平和賞受賞を記念した企画展が22日、長崎市の長崎原爆資料館で始まった。ノルウェーの首都オスロでの授賞式に出席した被団協の横山照子代表理事はオープニングセレモニーで「私たちが80年頑張ってきたと伝わる。長崎の若者たちに被爆者の心をくみ取ってほしい」とあいさつした。3月28日まで。

 授与された賞状やメダルのレプリカ、授賞式の写真を展示したほか、被団協結成や核兵器禁止条約の発効など、これまでの被爆者運動の歩みをパネルで紹介している。

 鈴木史朗市長も出席し「この記念展から核なき世界実現に向けた動きが加速することを願っている」と述べた。
【写真】 ノーベル平和賞受賞の記念企画展の開幕式に出席した被団協の横山照子代表理事=22日午前、長崎市の長崎原爆資料館