2025年01月24日11時15分
北海道猟友会は24日、市街地に出没したヒグマの駆除にハンターが出動するには、警察や自治体と連携した体制が確立されていることが条件だとする考え方を新たにまとめたと明らかにした。事故が起きた際に民事上の責任を問われるリスクを認識するようハンターに求める内容で、道内の全71支部に通知する。
道猟友会は通知文書で、自治体や警察との信頼関係を保つよう要請。その上で出動判断の条件として、ハンターの安全が確保されていることのほか、警察や市町村と連携した行動が担保され、日頃から出没を想定した訓練が行われていることなどが必要だとした。
【写真】 クマ出没対応訓練で現場に向かうハンターら=2024年11月、札幌市