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北日本で暴風、大雪警戒を 急速に低気圧発達、気象庁 

2025年03月16日06時54分
 低気圧が急速に発達し、北日本では17日にかけて太平洋側を中心に雪を伴った非常に強い風が吹き、海上では大しけとなる所があるとして、気象庁は16日、猛吹雪や吹きだまりによる交通障害、暴風や高波への警戒を求めた。上空に流れ込んだ寒気の影響で、北日本では大雪になる所があるとしている。

 気象庁によると、日本付近は16日夜から17日にかけて、低気圧が発達しながら千島近海へ進み、西高東低の気圧配置となる。北日本の上空約5500メートルには氷点下30度以下の寒気が流れ込む。

 16日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は東北20メートル(30メートル)。17日は北海道25メートル(35メートル)、東北20メートル(30メートル)。17日午前6時までの24時間に予想される降雪量は多い所で北海道50センチ、東北40センチ。その後の24時間は北海道50センチ、東北30センチ。

 16日に予想される波の高さは東北5メートル。17日は北海道、東北6メートル。
【写真】 気象庁=東京都港区