2025年01月08日10時06分
【ワシントン共同】世界保健機関(WHO)は7日、ヒトメタニューモウイルスなどによる呼吸器感染症の増加が報じられた中国の状況について「報告数は冬の時期に予想される範囲内だ。異常な感染拡大の報告もない」との情報を公表した。
利用したのは昨年12月29日までのデータ。最も報告が多い感染症はインフルエンザだという。中国の保健当局からは医療体制の逼迫が起きているとは聞いていないとも付け加えた。症状が軽くても出歩かないことや、人混みではマスクを着けることなど、通常の対策をとるよう勧めた。
【写真】 マスクを着けて歩く人たち=6日、北京(共同)