米大リーグ、カブスの今永昇太投手が２０日、高知市内で自主練習を実施した。青空の下、今季の開幕を見据えて力強い投球を見せ「いい環境で練習できた。まずはけがなく１年間やり抜く」と意気込んだ。

　メジャー１年目の昨季は１５勝３敗、防御率２・９１と好成績をマークした。この日はマウンドに上がり、既に仕上がったような順調な調整ぶりをアピールし「１年間戦い抜いた先に、自分が満足できる数字がいくつかあれば」と力強く話した。

　２０２２年に初めて高知で自主練習を行い、今回が３回目。球場や練習場、プールなど「コンパクトに収まっている」と練習場選びのこだわりを話した。銭湯など練習以外でも充実した時間を過ごしたといい「高知でできることは全てできた」とほほ笑んだ。