中日から巨人入りした通算１６６セーブのライデル・マルティネス投手（２８）が２６日、東京都内で入団記者会見に臨み「幸せな気持ちでいっぱい。優勝争いができるチームにいってみたかった」と移籍を決断した決め手を語った。背番号は中日時代と同じ９２。

　２度の最多セーブに輝いたキューバ出身の剛腕。チームでプロ入りから抑えを務める大勢投手との役割分担は未定だ。「中継ぎでも１００％の力を出し切る。どんな役割でも全うする」と献身的な姿勢を強調した。

　吉村禎章編成本部長は「日本でナンバーワンのクローザー。リーグ連覇、果たせなかった日本一のために力が必要」と期待を口にした。