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イスラエル軍参謀総長が辞意 ハマスの奇襲防げず引責 

2025年01月21日23時09分
 【エルサレム共同】イスラエル軍のハレビ参謀総長は21日、3月6日に辞任する意向をカッツ国防相に伝えた。地元メディアが報じた。2023年10月のイスラム組織ハマスによる奇襲を防げなかった責任を取るとしている。奇襲では、イスラエル側で市民ら約1200人が殺害され、200人以上が拉致された。

 ハレビ氏は、奇襲後に開始したガザ戦闘で「大きな戦果」があったと主張。ハマスが拘束する人質の解放のプロセスが始まったことも辞任の理由に挙げた。自身の辞任までに奇襲に関する調査を完了させると説明した。
【写真】 イスラエル軍のハレビ参謀総長=2023年1月、テルアビブ(ロイター=共同)