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台南の被災住民にラーメン提供 在住邦人、旧正月連休の初日 

2025年01月25日18時14分
 【台南共同】台湾南部を震源とする21日の地震の被災地、台南市で25日、同市在住の日本人有志が被災住民らを励まそうとラーメンを振る舞った。この日は台湾の旧正月(春節)連休の初日。住民らは感謝の言葉を述べた。

 参加したのは昨年、台湾行政院(内閣)政務顧問に就任した台南市在住の野崎孝男さん(50)や「台南市日本人協会」のメンバーら。被害の集中した台南市楠西区で約150食を提供した。

 「日台は互いに助け合う関係。少しでも元気を出してもらえれば」と野崎さん。ラーメン店を経営する野崎さんはこれまでも台湾で自然災害が起こるたびに支援活動を展開してきた。
【写真】 25日、台湾南部・台南市でラーメンを作りながら地元住民と交流する野崎孝男さん(中央)(共同)