防災ニュース
本庁舎建て替え表明 宮崎市 21年3月に建設地決定
2020年6月9日
老朽化している宮崎市役所本庁舎について、戸敷正市長は8日、市議会全員協議会で、建て替えを行うと表明した。7月から有識者らによる市民検討会を開くなどして候補地選定を進め、来年3月末には建設地を決定。戸敷市長は「将来に向けた展開や、費用対効果などを勘案して決定した」と説明した。
同検討会では「橘通」「宮崎駅」「中村町」「南宮崎駅」の各周辺エリアから候補地を絞り込み、建設地が決定すれば21、22年度に基本構想をまとめ、23年度以降に基本、実施設計の策定に着手。工事完了は現地の場合33年度、現地以外の場合は29年度となる見込み。
市によると概算事業費は227億~290億円。液状化対策や移転補償費は含んでいないため、さらに膨らむ可能性はあるという。本年度以降、毎年7億~8億円を積み立て、残りは地方債を充てる考え。
本庁舎は1963(昭和38)年に完成。防災拠点施設としての機能を果たせない恐れがあるほか、庁舎分散による利便性の悪さなどが課題で、市は17年度以降整備の検討を進めていた。
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