防災ニュース
東九州道県南区間 日南東郷、奈留フルIC 上下両方面乗り降り可
2020年7月30日
国土交通省は29日、東九州自動車道県南区間の新たなインターチェンジ(IC)となる日南東郷ICと、奈留IC(仮称)について、上下線どちらの方面にも乗り降りできるフルIC化に向けた都市計画変更手続きに着手したと発表した。両ICは一方面のみ乗り降り可能なハーフICとして計画されていた。フルIC化でアクセス性が向上し、産業振興や防災面での効果が期待される。
宮崎河川国道事務所によると、沿線の日南、串間市が企業進出支援や大規模災害時の防災体制強化に関する計画を改定・策定したことを受け、都市計画の変更を県に依頼した。今後、県の都市計画審議会などを経て変更が決定される見通し。
東九州道は2016年4月に宮崎市から北九州市までつながった。清武南IC以南では、日南北郷-日南東郷(9キロ)が開通。清武南-日南北郷(19キロ)、日南東郷-南郷(9・5キロ)、奈留-鹿屋串良(37キロ)は事業化されたが、南郷-奈留(13キロ)は事業化のめどは立っていない。
河野知事は「日南、串間市で高速道路の利便性が大きく向上し、産業振興や防災・救命活動などで新たな効果が期待できる。唯一、未事業化の南郷-奈留間の事業化に向けても大きな弾みになると期待している」とコメントした。
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