防災ニュース
県、大災害想定し訓練 BCP基づき手順確認
2020年8月28日
県は27日、大規模災害発生を想定した訓練を県防災庁舎などで行った。県業務継続計画(BCP)に基づいて全庁的に通常業務を停止し、災害対策業務を優先する非常時態勢へ移行する手順などを確認した=写真。
訓練は四国沖で震度7の地震が発生し、県沿岸部に大津波警報が発令されたとの想定。河野知事を本部長とする災害対策本部会議を開き、情報収集や人命救助を優先した初動対応方針を決めた。
また、非常時態勢への移行を知事が了承し決定。庁内放送などで移行が職員へ通知され、各部局内で担当する業務を確認した。
訓練後、危機管理局の温水豊生局長は「大規模災害時には全職員が一丸となって業務に当たるという意識付けや、総合的な対応能力の向上につなげていきたい」と話していた。
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