防災ニュース
空港で起震車体験など防災展
2020年9月20日
県民に大規模災害への防災意識を高めてもらおうと「空港の防災展」(宮崎空港ビル主催)が19日、宮崎市の宮崎ブーゲンビリア空港で始まった=写真。津波から命を救う救命艇や起震車(地震体験車)、防災資機材など約200点を展示している。27日まで。
全長9メートルで25人乗りの救命艇に乗船体験ができるほか、新型コロナウイルスの感染が広がる中、災害時の避難のあり方を考えてもらおうと、3密を避ける避難用テントや車中泊セットも展示。備蓄缶や防災グッズの販売コーナーもある。
起震車で震度7の揺れを体験した宮崎南小1年の花畑咲希さん(6)は「ジェットコースターみたいに揺れた。怖かった」。母の陽子さん(39)も「親子で防災を考えるいい機会になった」と話していた。
開催時間は午前9時~午後6時。起震車の展示・乗車体験は20日まで。
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