河川白濁対策、防災相に要望　硫黄山噴火

2018年11月29日

　霧島連山・硫黄山周辺から噴出する泥水などの流入に伴ってえびの市内の河川が白濁している問題で、県と同市は８日、東京・永田町の内閣府を訪ね、山本順三防災担当相に対策支援を求めた。

　山本担当相と会談したのは河野知事、中野一則県議（えびの市区）、同市の村岡隆明市長の３人。河川白濁対策として沈殿物の処理、石灰石を活用した水質改善への協力を求めた。会談は非公開で行われ、知事によると、山本担当相は「複数の省庁にまたがっていて難しい問題。まずは地元の不安な思いを受け止めることから始める」などと応えたという。

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