ホンダロック2勝目
2010年5月17日
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前期第11節(16日・長野県松本平総合球技場ほか=9試合)ホンダロックは2―0で松本山雅FC(長野)に勝った。通算成績は2勝5分け4敗、勝ち点11で16位。
ホンダロックは球際の強さと鋭いカウンター攻撃で松本を上回った。前半15分にFW山下優一郎が先制。後半14分は途中出場のMF小原拓也が貴重な追加点を挙げ、第6節以来となる勝利を挙げた。
ホンダロックは前期第12節最終日の23日午後1時から、宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場でFC琉球(沖縄)と対戦する。
【ホンダロック・廣池寿監督】(勝利に)「前節の反省を生かし、サッカーの基本となる戦う気持ちを出して、前後半のいい時間帯に点が取れたことが勝ちにつながった」
◎攻守連動し気持ち前面
前節にホームで痛い黒星を喫したホンダロック。今節は1対1で負けないなど気持ちの強さを重視して快勝につなげた。ゲームキャプテンのDF白川伸也は「今季で一番いい試合だった」と振り返った。
前半15分、MF前田悠佑が敵陣内でボールを奪うと、FW熊元敬典につないでから自ら右クロスを上げ、逆サイドに詰めたFW山下優一郎が右足で先制ゴール。「ゴールに近いところにいないと点が取れない、という意思統一ができていた」と山下。前線からの守備と攻撃の連動でつかんだ得点に胸を張った。
後半に入ると相手に押し込まれたが、CKの際はフィールド上の10人全員が下がるなどしてゴールを死守。同14分の速攻から、途中交代で入ったばかりのMF小原拓也が右足で追加点を挙げた。
5千人超の観客が詰め掛けたアウエーの試合で小原は「(雰囲気にのまれないよう)相手サポーターを黙らせてやろうと考えた」と話した。
【写真】<ホンダロック-松本山雅>後半14分、追加点を決めて喜ぶホンダロックのMF小原(左端)=長野県の松本平総合球技場