ホンダロック分 金沢と1-1
2010年7月12日
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後期第2節第1日(11日・千葉県東金アリーナ陸上競技場ほか=8試合)ホンダロックは1―1でツエーゲン金沢と引き分けた。通算成績は3勝8分け6敗、勝ち点17で暫定16位。
ホンダロックは0―0の後半8分にMF諏訪園良平のミドルシュートで先制したが、試合終了間際に金沢の元日本代表FW久保竜彦に頭で決められ、勝ち星を逃した。
この試合は口蹄疫感染拡大防止のため、一般来場者の観戦を禁止する無観客試合(開催地非公開)として実施した。
ホンダロックは後期第3節最終日の18日、栃木市で栃木ウーヴァFCと対戦する。
■無観客影響なし
ホンダロック―ツエーゲン金沢は、公式戦で国内初の無観客試合として行われた。
選手の声と審判の笛だけがピッチに響く練習試合のような雰囲気だったが、ホンダロックの廣池寿監督は「観客がいないことは最初から分かっていた。普段の公式戦と変わらなかった」と影響はなかったと話した。
むしろあと一歩で5試合ぶりの白星を逃し、「残り3分やロスタイムなど、苦しい時間をどうしのぐかが課題」と険しい表情。
一方、勝ち点1をもぎとった金沢の上野展裕監督は「歓声がなくても選手がしっかりファイトして、勝ち点を取ってくれた」とにんまり。
■金沢から義援金
ホンダロック―ツエーゲン金沢の試合前に、口蹄疫義援金の贈呈式があった。
金沢の選手やスタッフ、サポーターから寄せられた12万9380円を、木村道明GMがホンダロックの水永翔馬選手に手渡した。
義援金はホンダロックが宮崎日日新聞社を通じて県共同募金会に送る。
【写真】【ホンダロック―ツエーゲン金沢】前半、相手MFと競り合うホンダロックMF小原(15)