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ホンダロック逆転勝ち 流通経大FCに3-2

2010年8月10日

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 後期第6節最終日(8日・小林市小林総合運動公園市営陸上競技場ほか=6試合)ホンダロックは3―2で流通経大FC(茨城)に勝った。通算成績は5勝8分け8敗、勝ち点23で順位は暫定15位。

 ホンダロックは逆転勝ち。守りのミスから前半に2失点したが、後半11分にMF前田悠佑のゴールで1点返すと、25分はFW伊勢隆司の得たPKを前田が決めて追い付いた。さらに34分、伊勢がゴール前の混戦から決勝点を奪った。

 ホンダロックは後期第5節最終日の13日、沖縄市陸上競技場でFC琉球(沖縄)と対戦する。

■仲間を鼓舞、反撃起点に MF前田

 ホンダロックは4月18日以来のホーム試合勝利。今季初の1試合3得点での大逆転劇に、広池寿監督は「最後まで選手たちを信じていた」と興奮気味に話した。

 ヒーローは前田悠佑。攻撃の起点となる守備的MFは、先制されても「必ず(点は)取り返せるから」と仲間を鼓舞。自身の右足で後半11分に反撃ののろしを上げると、同点のPKも決めて劣勢のチームをよみがえらせた。

 前節16位のホンダロックと17位の流通経大FCとの直接対決。2連敗中のホンダロックが負ければ、勝ち点差を詰められるだけでなく、泥沼の連敗地獄に陥る可能性もあった。

 危機感を募らせた選手たちは、試合前日に緊急ミーティングを開催。意思統一を図って大事な一戦に臨んだが、前半を終えて0―2。一時はがけっぷちに立たされた。

 2点差をはね返して勝ったのは、JFL通算4年目で初めて。歴史的な白星が下位に低迷するチームを浮上させるきっかけになるか。前田は「やっているサッカーは悪くない。続けていれば勝ち点はついてくる」と力強く話した。

【写真】3試合ぶりに勝利を挙げ観客にあいさつするホンダロックの選手たち

11/28 仁賀保
ホンダロック 1 - 1 ブラウブリッツ秋田
1 - 1
0 - 0
 
1 ガイナーレ鳥取 77
2 "SAGAWA SHIGA FC" 62
3 町田ゼルビア 61
4 "Honda FC" 59
5 V・ファーレン長崎 53
6 佐川印刷SC 53
7 松本山雅FC 52
8 ブラウブリッツ秋田 51
9 ツエーゲン金沢 50
10 FC琉球 48
11 MIOびわこ草津 46
12 横河武蔵野FC 44
13 ホンダロック 42
14 ソニー仙台FC 42
15 栃木ウーヴァFC 31
16 ジェフリザーブズ 30
17 アルテ高崎 29
18 流通経済大学 19
(11月29 日更新)