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母校に意地の一撃 諏訪園

2010年8月30日

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 後半23分、相手DFのクリアしたボールが、ホンダロックのMF諏訪園良平の前にこぼれた。距離約25メートル。ゴールほぼ正面。好きな距離、好きな角度。準決勝でも同じような位置からシュートを決めていた。

 今春、宮崎産経大からホンダロックに入ったルーキー。宮日旗は3年連続決勝でホンダロックに敗れ、悔し涙を流した。自分たちが果たせなかった打倒ホンダロックの思い。その思いを託され、必死に向かってくる後輩たち。

 やりにくさはあった。でも真剣勝負のせめぎ合いから、後輩たちの成長が感じ取れてうれしかった。「ホンダロックは県内で勝ち続けなければいけない。JFL(日本フットボールリーグ)で戦っている意地を見せないと」。思い切り右足を一閃(いっせん)。ボールは糸を引くような弾道でゴールに吸い込まれた。

 後輩には今も「スワさん」と慕われ、よく一緒に食事もする。「3年生には来年もある。ホンダロックに『勝て』とは言わないが、来年もこの舞台で戦いたい」と笑顔でエールを送った。(久保野)

【決勝・ホンダロック―宮崎産経大】後半23分、先制ゴールを決めるホンダロックのMF諏訪園

11/28 仁賀保
ホンダロック 1 - 1 ブラウブリッツ秋田
1 - 1
0 - 0
 
1 ガイナーレ鳥取 77
2 "SAGAWA SHIGA FC" 62
3 町田ゼルビア 61
4 "Honda FC" 59
5 V・ファーレン長崎 53
6 佐川印刷SC 53
7 松本山雅FC 52
8 ブラウブリッツ秋田 51
9 ツエーゲン金沢 50
10 FC琉球 48
11 MIOびわこ草津 46
12 横河武蔵野FC 44
13 ホンダロック 42
14 ソニー仙台FC 42
15 栃木ウーヴァFC 31
16 ジェフリザーブズ 30
17 アルテ高崎 29
18 流通経済大学 19
(11月29 日更新)