ホンダロック快勝
2010年11月1日
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後期第13節最終日(31日・宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場ほか=8試合)ホンダロックは3―0でジェフリザーブズ(千葉)に勝った。通算成績は9勝10分け11敗。勝ち点37で順位は13位。
ホンダは前半26分、左サイドをドリブルで突破したFW下木屋翔がマイナス気味のクロスを上げ、ニアサイドに飛び込んだFW熊元敬典が頭で押し込み先制。後半29分にゴール前の混戦から下木屋が左足で加点、8分後には途中出場のFW首藤啓祐が3試合連続となるゴールを決めジェフを圧倒した。
ホンダは後期第14節の7日、宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場で横河武蔵野FC(東京)と対戦する。
◎守り集中し完封
4失点した前節の悪夢を振り払う勝利だ。ホンダロックは前田悠佑と諏訪園良平の両守備的MFを欠きながら、集中した守りで前期に3点取られた相手を完封した。
先制したが、後半開始直後から押し込まれた。ここで失点をするのが今までのパターン。だがこの日は粘り強かった。球際で厳しく、セットプレーでは相手に密着。激しく体をぶつけた。
前田と諏訪園の穴を埋めた両FW、原田洋志と山下優一郎の献身的なプレーも光った。
特に原田はけがから前節約半年ぶりに復帰したブランクを感じさせない体の強さでボールをキープ。90分間走り続けて相手の攻撃の芽をつぶし、「難しい仕事だったけど楽しめた」と胸を張った。
反撃に耐え続け、29分にFW下木屋翔が追加点。その後は試合を優位に進めた。ゲーム主将のDF白川伸也は「うまい試合をするようになった。チームの成長を感じる」と満足そうだった。
【写真】【ホンダロック―ジェフリザーブズ】後半37分、ホンダロックのFW首藤(左)がシュートを決め3―0とする=生目の杜運動公園陸上競技場