チャリティーマッチ分け 新監督が初采配
2011年1月11日
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日本フットボールリーグ(JFL)のホンダロックは10日、県総合運動公園陸上競技場で「TAKE ACTION FC」と40分ハーフのチャリティーマッチを行い、2―2で引き分けた。
ホンダロックは1点を追う前半36分、FW麻生大治郎の右足シュートで追い付いた。後半28分にはDF釘崎康臣の得点で逆転したが、その4分後に再びゴールを許した。「TAKE ACTION FC」は前半4分にMF北澤豪が先制。後半32分にはMF中田英寿が同点弾を突き刺した。
■新監督が初采配
○…ホンダロックはこの試合で今季の活動を本格始動させ、池田竜一新監督は初采配を振るった。得点シーンなど見せ場の多かったゲームに池田新監督は「やるからには勝ちにいくと選手を鼓舞した。本県代表チームとして戦わせてもらい、貴重な経験になった」と満足そうだった。
1万人を超える大観衆の熱い視線を浴びる中、イレブンは前線からの激しいプレスと運動量を生かして立ち上がりから攻め、スター軍団に真っ向からぶつかった。チーム練習は5日に始まったばかりでコンディションは万全でなかったが、「こんな機会はめったにない。気持ちが高ぶった」と話したMF山下優一郎がMF悦田嘉彦らと共にサイド攻撃を次々仕掛けるなど、チーム全体で計21本ものシュートを放った。
JFL開幕まで残り2カ月。池田新監督は「今回の試合のように自分たちもサッカーを通じて県民に元気を与え、盛り上げていけるよう頑張っていきたい」と誓いを新たにしていた。