琉球下し勝ち点18 暫定2位に浮上
2011年6月20日>> back
前期第16節最終日(19日・沖縄市陸上競技場ほか=7試合)ホンダロックは2―0でFC琉球(沖縄)を下して勝ち点を18に伸ばし、暫定2位に浮上した。通算成績は5勝3分け1敗。
前半は互いにスコアレスだったが、ロックは終了間際に決定的な得点機会を阻止したとしてDF黄大俊が退場処分になった。10人で戦った後半は運動量を上げてボールを支配。19分にCKからFW原田洋志が頭で先制すると、37分にはFW釘崎康臣が貴重な追加点を挙げて勝利を決定づけた。
ロックは前期第17節の26日、宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場でツエーゲン金沢(石川)と対戦する。
■10人でも快勝 原田が今季初得点
ホンダロックはアウェーで数的不利になりながらも前節首位のFC琉球を下した。
今季初得点のFW原田洋志は「後半からむしろ『やらなきゃ』と燃えた。10人になった気がしなかった」と完勝に声を弾ませた。
梅雨明けした沖縄は酷暑だったが細かくパスをつないで体力の消耗を抑え、得意のセットプレーから先制した。2点目は日章学園高OBトリオがカウンターで獲得。原田からMF山下優一郎と素早くつなぎ、最後はFW釘崎康臣が左足でゴール右へ流し込んだ。
釘崎も今季初ゴール。「DF陣が最近すごく頑張っている。失点が少ないから前(FW)が点を取れば勝てるいい流れにある」とチームの好調さに自信を見せた。