ロック逆転負け
2011年8月7日>> back
後期第6節第1日(6日・宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場ほか=2試合)ホンダロックは1―2で長野パルセイロに敗れた。通算成績は6勝8分け2敗となり、勝ち点26のままで、順位は7位から暫定8位へ後退した。
ロックは後半22分、DF猿渡裕二のシュートで先制したが40、45分に失点を重ね逆転負けした。
キックオフ前には、4日に亡くなった松本山雅の松田直樹選手を追悼するため両チーム選手、スタッフ、サポーターが黙とう。会場には半旗が掲げられた。
次節からは、東日本大震災で延期となっていた前期の試合が組み込まれ、ロックは13日、宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場でV・ファーレン長崎と前期4節を戦う。
【写真】ホンダロック―パルセイロ:後半22分、MF前田のパスにDF猿渡(中央)が合わせ1―0と先制する=宮崎市・生目の杜運動公園陸上競技場
■終盤に連続失点
先制したホンダロックだったが、持ちこたえられず逆転負け。池田竜市監督は「前半に得点したかったが、かみ合わなかった」と無念の表情を見せた。
強い風と雨の悪コンディション。前半、風上のロックは開始早々から積極的にゴールを狙ったが、決定力を欠き0―0のドロー。
均衡が破れたのは後半22分。FW熊元敬典、MF前田悠佑がつないだパスをDF猿渡裕二がシュート。相手GKのキャッチミスで幸運な先制点を挙げた。猿渡は「風下だったので、低いボールを思い切り打った。悪い流れの中で先制できてよかった」と振り返る。しかし40分、同点に追い付かれると、45分にもロングパスからGKの頭を越えるループシュートで逆転を許した。
池田監督は「後半は持ち味のパス回しから攻めることができた。失点は判断が悪かったので、修正して今後もいいゲームをしたい」と巻き返しを誓った。