ロック今季初の連敗 堅守崩れ3失点
2011年8月14日>> back
前期第4節第3日(13日・宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場=1試合)ホンダロックは1―3でV・ファーレン長崎に敗れた。ロックは今季初の連敗。通算成績は6勝8分け3敗の勝ち点26。順位は9位へ後退した。
ロックは前半2分にセットプレーから失点。同18分にはPKを決められ、前半を0―2で折り返した。後半8分に左CKをDF黄大俊が右足で押し込んで1点返したが、6分後に退場者を出して数的不利になり、39分に突き放された。
ロックは前期第5節の20日、浜松市でホンダFCと対戦する。
【写真】ホンダロック―V・ファーレン長崎:後半8分、DF黄(左)が右足でゴールを決め、1―2と追い上げる=宮崎市・生目の杜運動公園陸上競技場
■堅守崩れ3失点
ホンダロックはリーグ戦の折り返しとなる今季17試合目で初の連敗を喫した。
長崎とは九州リーグ時代を含め過去5敗1分けと相性が悪い。前半18分までに2失点と、序盤はデータ通りの展開。攻撃も26分、40分とFWが相手GKと1対1の場面で決めきれなかった。
1―2の後半14分にDFの小原拓也が2度目の警告を受けて退場。それでも数的不利な状況を感じさせずに敵陣へ攻め込んだが、ゴールネットを揺らせないでいると39分に3点目を奪われた。
3失点も今季初。堅守をベースに開幕から上位戦線に踏みとどまってきたが、勢いに陰りが出てきた。城和憲コーチは「まだまだ力がない証拠。巻き返しには練習しかない」と自らに言い聞かせるように話した。