ロック、横河に惜敗
2011年9月13日>> back
後期第7節最終日(11日・宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場ほか=8試合)ホンダロックは0―1で横河武蔵野に敗れた。通算成績は6勝9分け4敗の勝ち点27で順位は11位に後退した。
ロックは立ち上がりからボールを支配して積極的にシュートを放ったが、決定力を欠き0―0で折り返した。後半12分にはGK川島正士がPKを阻止。さらに攻勢を強めたものの得点できず、逆に試合終了間際の44分に決勝点を奪われた。
ロックは後期第8節の18日、滋賀県でMIOびわこ草津と対戦する。
■疲労でDFに隙
「ホームで勝ち点3を取り勢いをつけたかったが、残念な結果になり申し訳ない」。ホンダロックは7月16日のジェフ戦から6戦連続で白星がなく、池田竜市監督は肩を落とした。
終始優位に試合を進めたが、決定力を欠いた。後半12分のPKは、昨季最終戦以来9カ月ぶりに先発したコーチ兼務のGK川島正士が落ち着いてコースを読んで止めた。最大のピンチはしのいだが、最後に落とし穴が。
右サイドからの相手スローインに対するマークが甘く、左へ大きくサイドチェンジされると、相手FWに小原拓也と猿渡裕二の両DFがかわされた。
川島コーチは「疲労でマークが人任せになり、隙が生まれた。DFはゴール前での寄せが甘い。もっと厳しく当たれば防げた失点」と悔しがった。
【写真】ホンダロック―横河武蔵野:後半、相手DFと競り合うロックFW原田(中央)=宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場