ロック11勝目暫定2位
2011年10月27日>> back
前期第3節第2日、後期第8節最終日(26日・京都市西京極総合運動公園陸上競技場ほか=2試合)前節6位のホンダロックは2―1で佐川印刷に逆転勝ちし、暫定2位に浮上した。通算成績は11勝10分け4敗の勝ち点43。
前半を0―1で折り返したロックは後半40分、MF前田悠佑のクロスにFW首藤啓祐が頭で合わせ同点。3分後にはFW麻生大治郎のラストパスを前田が右足で押し込んだ。
ロック―佐川印刷は当初3月27日に予定されていたが、東日本大震災の影響で延期されていた。
ロックは後期第13節の30日、延岡市西階陸上競技場でFC琉球(沖縄)と対戦する。
■優勝狙える位置
ホンダロックが敗色濃厚だった後半40分からの2ゴールで逆転勝ち。11日間で3試合の強行日程を3連勝で乗り切り、城和憲監督は「内容が悪くても勝ち切れた。選手が力を付けている証拠」と喜んだ。
今節は上田常幸、東宏樹、諏訪園良平の主力3人が出場停止。パスミスから前半13分に失点し、その後も相手に押し込まれたが、途中出場した首藤啓祐と麻生大治郎の両FWが得点に絡んでベンチの期待に応えた。
これで9月18日のMIOびわこ草津戦から、10月2日のV・ファーレン長崎戦の引き分けを挟み5連勝。好調を維持したまま次節からホームでの4連戦に臨む。
城監督は「上位は混戦状態で、優勝も狙える位置にいる。いい準備をして4連勝したい」と意気込んだ。