滋賀に完敗、開幕3連敗
2012年3月26日>> back
第3節最終日(25日・宮崎市の生目の杜運動公園陸上競技場ほか=6試合)ホンダロックはMIOびわこ滋賀に1―4で完敗。開幕3連敗となり16位に後退した。
ロックは前半16分にコーナーキックから先制を許し、前半終了間際と後半33分にも失点。5分後にFW麻生大治郎のゴールで1点を返したが、ロスタイムに再びゴールを奪われ突き放された。
ロックは第4節の4月1日午後1時から、宮崎市の県総合運動公園陸上競技場で佐川印刷と対戦する。
攻守に精彩欠く
○…今季初勝利を願うファンの前で、攻守に精彩を欠くプレーが目立ったホンダロック。城和憲監督は「実力不足。まったく自分たちのサッカーができていない」と表情を曇らせた。
立ち上がりはボール支配率で上回り、クロスボールを主体とした攻撃で何度も相手ゴールに迫った。だが、決定力を欠き、得点は後半から出場したFW麻生大治郎の1点だけ。フル出場し、無得点に終わったFW原田洋志は「泥くささが足りない。もっと気持ちを前面に出さないと」と悔しがった。
守りもチームカラーの粘り強さが影を潜め痛恨の4失点。「素早い攻守の切り替え」という約束事を徹底できず、先制を許したゴール以外はいずれもカウンターから失点を重ねた。MF諏訪園良平主将は「すべてにおいて修正が必要。結果をしっかりと受け止め、普段の練習から高い意識で取り組みたい」と口元を引き締めた。
【ホンダロック―MIOびわこ】前半16分、先取点を奪われ意気消沈するホンダロックの選手たち=宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場