ロック土壇場同点 FC琉球と2-2
2013年8月11日>> back
第24節第1日(10日・宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場ほか=2試合)16位のホンダロックは、2-2で8位FC琉球と引き分けた。通算成績は4勝8分け12敗の勝ち点20、順位に変動はない。
ロックは1-2の後半ロスタイム、DF上田常幸からの左クロスを、FW市原大嗣が相手DFと競り合いながら頭で押し込み、同点に追い付いた。前半40分にMF悦田嘉彦のミドルシュートで先制したが、後半の6分と42分に失点。敗色濃厚な状況から、勝ち点1をつかんだ。
今節終了後、リーグは天皇杯地区予選のため約1カ月間の中断期間に入る。第25節は9月14~16日に行われる。
好機決めきれず
○…同点ゴールが決まった直後に、試合終了の笛。劇的な幕切れにホンダロックの川島正士監督は、「最後まであきらめず、よく走ってくれた」と選手たちをたたえた。
ただ監督と選手の表情はさえない。前半のシュート数はロックが7で、相手は2。20分のFW市原大嗣のシュートは右ポストにはじかれ、10分後にはDF早稲田昂平がGKとの1対1を外した。前半のチャンスを確実に決めていれば、もっと楽な展開だった。
24、25日には天皇杯県予選がある。昨年は決勝で宮崎産経大に敗れた。指揮官は「何が何でも取りに行く」と意気込むが、不安の残るリーグ中断前最後の一戦だった。
【ホンダロック-FC琉球】後半ロスタイムに同点ゴールを決め、ガッツポーズするロックのFW市原(25)=宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場