ロック開幕4連敗
2012年4月2日>> back
第4節最終日(1日・宮崎市県総合運動公園陸上競技場ほか=6試合)16位ホンダロックは12位佐川印刷に0―1と競り負け、開幕4連敗で最下位へ転落した。
前半はロックが優位に進めるも0―0。後半29分にカウンターから佐川に先制を許して追う展開になった。FW麻生大治郎らを投入して反撃したが、佐川守備陣の好守にも阻まれ、最後までゴールネットを揺らせなかった。
開幕4連敗は、1引き分けを挟み5連敗した2006年シーズン以来。
無得点試合は今季2度目。
ロックは第5節の8日午後1時から、宮崎市生目の杜運動公園陸上競技場でカマタマーレ讃岐と対戦する。
■布陣変更実らず
ホンダロックは押し気味だった前半に得点できず、開幕4連敗。4―5―1から4―4―2へのシステム変更も実らなかった。
肝付将臣と原田洋志の両FWが積極的にゴールを狙い、前半のシュート数はロック5本、佐川1本と圧倒。ただ攻撃の組み立てが単調だった。後半に入るとシュート数は6本と5本。佐川に反撃され、中盤でパスを奪われた29分に失点をした。
開幕5連敗した2006年シーズンは最下位に終わり、九州リーグ降格の屈辱を味わった。気合を入れるため丸刈り頭にした諏訪園良平主将は「今季4試合で一番手応えがあった。とにかく1勝して悪い流れを断ち切りたい」と前を向いた。
【ホンダロック―佐川印刷】後半42分、左サイドからシュートを放つロックのMF山下(右)=県総合運動公園陸上競技場