第９４回全国高校野球選手権大会に出場する宮崎工ナインは３日、空路大阪入りした。出発前には宮崎空港で式典があり、関真希人主将は「優勝という新たな歴史をつくるため全力で戦う」と決意を述べた。

　大阪伊丹空港では近畿県人会（白方誠彌会長）のメンバーが出迎えた。到着ロビーに岩切彌公監督、選手ら４０人が姿を現すと、大きな拍手とともに「優勝しろよ」「頑張って」と声援。長友宥樹投手は「たくさんの励ましを受けて、一段とやる気が出た。甲子園で必ず校歌を歌う」と笑顔を見せた。

　夜は大阪市内の宿舎で同県人会主催の壮行会。関西大淀・宮工同窓会（原田石生会長）など約７０人が駆け付け、選手たちを激励した。

　選手たちは４日午前１１時から、甲子園球場で公式練習。５日は同市の大阪国際会議場である組み合わせ抽選会に出席する。

　宿舎は〒５３０―６６９１、大阪市北区中之島６の２の２７、ホテルＮＣＢTEL０６（６４４３）２２５５、ファクス０６（６４４３）２２５９。

【写真】近畿県人会の歓迎を受け、元気よく大阪入りした宮崎工ナイン＝３日午後、大阪・伊丹空港